キラキラ共和国 小川糸:ツバキ文具店続編!


キラキラ共和国
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2018年本屋大賞10位になった「キラキラ共和国」は、NHKで多部未華子さん主演でドラマ化もされた「ツバキ文具店」の続編です。最初にドラマを見て、その後娘が借りてきてくれた原作を読んだのですが、今回もまた娘が借りてきてくれました(^^♪

ポッポちゃんこと鳩子ちゃんはQPちゃんのお父さん守景さんと結婚、その後も代書屋を続けながら、妻として母としてがんばります。ツバキ文具店同様、ほっこりしつつもいろいろ考えさせられた本でした。

ツバキ文具店についての記事はこちら↓
ツバキ文具店 原作とドラマ

(以下ネタバレ)

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鳩子の新しい家族は、守景蜜朗(ミツロー)さんとQPちゃんこと陽菜ちゃん。仲良しのほんわかした親子です。結婚と同時に母親になった鳩子は、ミツローさんを好きになったからQPちゃんも、というのではなく、もともとQPちゃんが大好きでQPちゃんとミツローさんと家族になりたいと思ったみたいです。前妻の美雪さんが、スーパーに出かけた際に通り魔に殺されてしまったという悲しい出来事もあって、ゆっくり親子になろうとしています。

キラキラ共和国では、鳩子はミツローさんの実家に初めて訪れます。高知の山奥で、歓迎される鳩子ですが、前妻美雪さんのお墓参りをしたり、美雪さんの残した影を感じる場面がたびたび出てきます。ミツローさんが引っ越しをするとき、美雪さんの残した日記を捨てようとしていたことを知った鳩子はミツローさんとけんかをしてしまいます。これは、どっちの気持ちもわかるんですよね。結局どっちも優しい人なんです。鳩子にしてみれば、美雪さんの日記を捨ててしまうなんてひどい、QPちゃんの大事なお母さんであり、ミツローさんの愛した人である美雪さんを、自分も一緒に大事にしていきたいと思っているわけです。でも、ミツローさんにしてみれば、鳩子と結婚して新しい生活を始めているのに、いつまでも前妻のことを思っていたり、遺品を大事にしておくのは、鳩子に対して申し訳ない、鳩子を傷つける、と思っているわけです。でも、ずっとモヤモヤしているより、ここでけんかしてよかったのだと思います。

QPちゃんが突然吐いて熱を出したり、ミツローさんの新店舗&新メニュー考案、鳩子を捨てた(?)母親登場など、いろいろなエピソードが出てきますが、ちょっとずつ進んでいく鳩子達家族を応援したい気持ちでいっぱいになりました。

鳩子の新しい家族のことのみならず、前作同様代書屋としてのエピソードも必見です。目の見えない少年の、母への感謝の手紙のエピソードは、母である私にはもう泣かせる話でした。この時の鳩子の対応も素敵です。

バーバラ婦人やパンティーさんと男爵、マダムカルピスも登場します。ただ気になるのは男爵の病気。せっかくパンティーさんとの間に子供ができたのに、どうか長生きしてと願わずにはいられません。

すでにネット上ではドラマ化を期待する声があるようですが、ドラマから入った私も期待しています(#^^#)


キラキラ共和国 [ 小川糸 ]
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