ノイタミナ枠でアニメ化されて3月に終了したものの、セカンドシーズンが制作決定になっている、週刊少年ジャンプ連載中の「約束のネバーランド」。
子どもたちと毎回楽しく見ましたよ、主題歌もかっこよかったし。娘はすっかり気に入って、発売されているコミックスを全巻大人買い。私も読ませてもらいました。
で、小説版も出てるんですね。七緒さんが書いた小説ですが、原作者の白井カイウさんも読んで泣いたらしいし、原作には書かれていない裏ストーリーな感じでよかったです。
まずは、「ノーマンからの手紙」。
自分が出荷されることがわかっていて、みんなが脱出できるよう作戦をエマに託すノーマンの、それまでのハウスでの思い出のエピソードが書かれています。
子どもたちの絆とか、エマのやさしさ、レイの苦悩、ハウスでの楽しいひととき、ノーマンのエマへの想い、いろんなものがつまっていて、今ではノーマンは生きていることがわかっていますが、出荷される前のノーマンの覚悟が伝わってきます。
そして小説版第2弾・子どもたちを飼育するママ・イザベラとシスター・クローネのお話「ママたちの追想曲」。
本当は、子どもたちを普通に心から愛したかったはずのイザベラ、自分たちのこの世界を壊したかったのに無念のまま息絶えたクローネ、どちらもその少女時代からのエピソードが書かれています。どっちもちょっとせつないというかなんというか、やりきれない思いにかられます。
2冊とも、期待以上に良かったです。
アニメ第2弾も楽しみ~♪私はハウス脱出後の話の方が好きです(#^^#)
コメント