台湾茶の茶器としてよく使われる蓋椀。読んで字のごとく蓋がついているお椀です。お茶専門店のルピシアでも蓋椀を取り扱っています。しかもルピシアオリジナルの蓋椀もあるのです。今回は、ルピシアファンでモンポットも茶こしマグも使った私が、ルピシアオリジナルの蓋椀を試してみた記事です。蓋椀の使い方を知らなかった私の体験記事なので、蓋椀の使い方を知らないという方もぜひ読んでみてくださいね。
ルピシアオリジナルの蓋椀を買ってみた
以前、ルピシアのオリジナル茶器であるモンポットについて、以下のような記事を書きました。
ここでモンポットを使って使いにくいと思った点は、
- 蓋の淵に着いた茶渋が落としにくい
- 細かい茶葉がもれる・つまる
でした。この点を踏まえて、ルピシアのオリジナル茶器の蓋椀を試してみたくなりました。
なぜかと言うと
- 全体に表面がつるんとしていて洗いやすそう
- これひとつで急須にも湯飲みにもなる
- 茶こしがないから細かい茶葉には不向き→モンポットと同じ
だったからです。
ルピシアのオリジナル蓋椀は、玄武・朱雀・青龍・白虎の4つのデザインがあり、私が買ったのは薄いピンクの朱雀です。

画像を見ていただくとわかると思いますが、表面はつるんとしていて溝や返しがなく、非常に洗いやすかったです。
箱の中には使い方を書いた説明書が同封されています。

試しにルピシアの台湾烏龍茶を淹れてみました。

台湾茶は茶葉が大きめでこのくらい広がるので、蓋でさえぎられてもれてくることはありません。
台湾茶に限らず、紅茶でもなんでも、大きめの茶葉なら楽しめる茶器だと紹介されています。

ルピシアの「おたより。」2024.10月号では、和紅茶が特集されていて、
比較的、茶葉が大きめな和紅茶は、蓋椀を使っていれても美味です
と書かれています。
蓋椀の使い方
さて、使い慣れない蓋椀を、私は最初、同封されていた小さな紙に書かれていた説明だけを読んで使っていました。
そして飲むとき、椀だけを持って茶托は置いたままにしていたのですが、それだと熱くて持ちにくく、どうしていいかわかりませんでした。
でもルピシアの動画を発見。
茶托ごと持つのですね!
よく見れば、同封の説明のイラストも、急須ではなく直接飲む場合は茶托ごと持っていました。
使い方のみならず、わかりやすい解説の動画なのでぜひご覧あれ。
その後、いろいろな茶葉で試してみましたが、やはりけっこう大きめの茶葉でないと、蓋の隙間からもれて口に入ってきてしまいます。
モンポットと蓋椀の使いやすさ比較
細かい茶葉に不向きなのは一緒です。
洗いやすさは断然蓋椀の方がいいです。
一度にたっぷり飲みたいひとにはモンポットの方がおすすめ。
猫舌の人にはモンポットがおすすめ。蓋椀は茶葉に浸ったままなので、熱いうちに飲む必要があります。もしくは別の湯飲みを用意して急須として使う必要があります。
ミルクティーやチャイが好きなひとにはモンポットがいいです。
台湾茶のように何煎も楽しめる茶葉なら、少量ずつ何回も淹れやすい蓋椀がおすすめ。
私個人の使ってみた感想ではありますが、参考にしていただければ幸いです。
どちらも使って楽しんでいます。
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