2016.08 個人事業主(フリーランス)の一級建築士になる
紹介された仕事というのは、建物管理の会社の建物定期点検の業務の一部を、一級建築士である私が、社員としてではなく第三者の立場から行うというものでした。
「業務委託契約」というかたちです。社員ではないので、当然何の社会保険も無く、何か私が業務中に壊したりした場合は私に賠償責任があり、ちょっと悩んだのですが、今の子育て中で頼れる身内が近くにいないという私の状態からすると、勤務日や勤務時間が決まっていない、自分でスケジュールが組めるというのは魅力的でした。
結果、契約して個人事業主としてスタートしたわけですが、どうせやるならいろいろやってみたいという欲が出てきました。
6年以上塩漬けにされている株のある証券会社で、今の低金利じゃ預金していても全然増えないからと思って開設したNISA口座をいろいろ活用したい、活用するならもう少しお金の勉強がしたい、どうせするならファイナンシャルプランナーの資格目指す?
子供の頃から好きだった物語作り。小説賞に応募してみる?
仕事用にメアドを作るなら、独自ドメイン取得する?どうせならサイトも昔みたいに作ってみようか?
ドラマも漫画も映画も本も好き、編み物・お裁縫・手芸も好き、やりたいことはたくさんあります。
一度に全部はできないので、少しずつやってみようと思ったのでした。
- 独自ドメイン取得とサイト運営
- 青色申告と開業届
- 複式簿記はわからないけどMFクラウド確定申告で青色申告に挑戦
- 複式簿記はわからないけどMFクラウド確定申告で青色申告に挑戦 その2
- 複式簿記はわからないけどMFクラウド確定申告で青色申告に挑戦 その3
2017.07 2級ファイナンシャル・プランニング技能士の試験に合格
お金のことを勉強しようという思いから始めた資格取得のための勉強。
どうせ勉強するならと思って取得したものの、実務経験はなく、正直その後の仕事探しにもさほど役に立たなかったのが正直なところです。
ですが、日常生活の上でいくらか役に立った部分はありました。
それから、後述するライター業にも一部役立てられた資格です。
どちらかというと、2級ファイナンシャル・プランニング技能士という資格は、金融関係、保険業などにお勤めのひとが、自分のスキルアップと対外的に自分をアピールをするために持っているといい資格なのかなという印象です。
2018.03 クラウドソーシングの仕事を始める
建物点検の仕事にも慣れてきて、子どもたちが習い事を始めたこともあり、何か隙間時間に少しでも稼げる手立てはないかなと思って始めたのがクラウドソーシングの仕事です。
いろいろ探して試した中で、最終的に利用したのは、Lancers(ランサーズ)とCrowdWorks(クラウドワークス)です。
私が始めた頃は、クラウドワークスの方がいろいろな案件があっておもしろく、仕事の数も多かったのですが、ランサーズの方が、ランサーの不利益をなくすための対策をきちんとしてくれている印象があり、私はランサーズメインで受注していました。
文章を読んだり書いたりが好きだったので、ライターとしてのライティング案件を中心に、アンケートに答えたりレビューを書くようなタスク仕事もしていました。
本当にたまにですが、住宅等の間取りを考えて提案するコンペがあったりもして、それに提案して選んでいただいたこともあります。コンペは選ばれればそれなりの報酬が手に入りますが、選ばれなかった場合は収入無しなので、なかなか厳しいです。
また、クラウドソーシングサイトを利用すると、個人間でのやりとりよりトラブルが防げる場合が多い反面、手数料がかなり取られてしまうのが痛いところです。
ランサーズでがんばると、認定ランサーになることができ受注数も増えますが、やっぱりそれでも収入としては普通にパートをした方が割がいいかなと思います。よろしければ以下の記事を参考に。
ライターの仕事としては
- 建築、住宅関連の記事
- お金にまつわる記事
- 某理系大学のコラム記事
- ゲームレビュー記事
- 子育てに関する体験記事
- 哲学に関する記事
- コスメ紹介記事
- 中高年とシニア向け記事
- 飲食店ブログ記事
- 地域のおすすめスポット記事
などを受注、納品させていただきました。
2022.08 工務店で設計補助のアルバイトを始める
この頃の私は更年期にさしかかり、外回りである建物点検業務がつらくなってきていました。
自分の車を運転し、2か月で約150棟の点検をしていたのですが、年々ひどくなる猛暑や、冬の底冷えなどが更年期障害に拍車をかけ、外回りのためにままならないトイレも負担になって、仕事の見直しを考えるようになりました。
そんな中、知り合いの一級建築士に紹介されたのが、地元の工務店での設計のお手伝いです。
建物点検の仕事も知り合いの紹介でしたし、私は恵まれているなあと感謝しました。
まずはお試しで数回働かせていただき、双方続行希望ということで8月から勤務開始。
本当に久しぶり、20年ぶりの設計の仕事で、様々な制度が増えていて初めてのことだらけでしたが、年下の先輩に教わりながら勉強しました。
2023.10 がん治療のためフリーランスとして在宅ワークを始める
やりがいを感じていた工務店のアルバイトでしたが、2023年7月に乳がんとわかり、抗がん剤治療をすることになりました。
工務店では、やれる範囲でやってくれたらいいよと言ってくださり、本当によくしていただきましたが、抗がん剤の副作用で車通勤が不安だったため退職しました。
それでも何か隙間時間でできることはないかと在宅ワークを探しました。
利用したのは「リクナビNEXT」です。転職先を探すひとのためのサイトで、自分の希望を登録しておくと、転職エージェントからバンバンメールが届きます。
もしそういうお誘いが煩わしく、自分でマイペースに探したいなら、そういったエージェントからの声掛けをとめる設定もできます。
リクナビNEXTには、応募時、自分の強みをアピールするのに利用できる適正テストもありました。テストで出た自分の長所をまとめたレポートを、そのまま応募書類に添付できるようになっています。
応募時の書類の書き方やテンプレート、応募にあたっての注意事項やアドバイスの記事もあり、利用しやすかったです。
結果、興味のある在宅ワークを見つけたので、リクナビNEXTで応募しました。
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そして、書類選考・採用試験・面談と進んで、自由な働き方のできる業務委託契約のフリーランスとして、在宅ワークをしています。
不動産に関わる仕事なので、建築の仕事の経験も活かせるのがよかったです。
というわけで、今現在も個人事業主として活動しています。