愛媛県新居浜市にある新居浜市美術館で展示されている「アーツ・アンド・クラフツとデザイン〜ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」を見てきました。「いちご泥棒」で有名なウィリアム・モリスが見たかったのはもちろん、大学(工学部建築学科)の授業でも出てきたアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトも見たかったのです。すると売店で、なんとルピシアとのコラボ商品の限定紅茶「いちご泥棒」を発見!今回はその美術館へのお出かけについての記事です。
新居浜市美術館について
愛媛県東部にある新居浜市は、かつて別子山の銅山で栄えたところ。その銅をあらわす「あかがね」の名のついた「あかがねミュージアム」が、JR新居浜駅から徒歩1分、目の前に建っています。
その2Fにあるのが新居浜市美術館。
外壁に銅板が張られた建物です。
以前には私の大好きな漫画の「ONE PIECE展」が開かれたこともありました。
その時の記事はこちら↓
表玄関から入ると屋内ステージの脇に階段があり、それを上がると美術館へ。
階段を上がった正面の壁には、撮影OKの作品が貼られていました。
あかがねミュージアムの地図はこちら↓
「アーツ・アンド・クラフツとデザイン〜ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」
アーツ・アンド・クラフツとは
パンフレットの説明によると、アーツ・アンド・クラフツ運動の説明は以下のようになっています。
産業革命後のイギリスでは、機械での大量生産、大量消費に移行し、職人の手作業が失われ、労働に対する使命感や誇りが失われつつありました。ウィリアム・モリスは、中世的なイギリスの手工業の復興を目指して仲間たちと商会を設立し、有用性と美を兼ね備えた作品を次々と生み出しました。その思想と実践に共鳴した芸術家、建築家、デザイナー、職人たちが展開した潮流を「アーツ・アンド・クラフツ運動」といいます。
「アーツ・アンド・クラフツとデザイン〜ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」パンフレットより引用
ウィリアム・モリスについて
ウィリアム・モリスと言えば「いちご泥棒」で有名です。
我が家では、Eテレ「びじゅチューン!」で井上涼さんが作詞作曲し、動画も作成された「いちご泥棒大脱走」で大好きになった作品です。
NHKのYouTubeは埋め込めなかったのでhttps://youtu.be/-BG44KR5328?si=2IPQUgrvyfC6nC7oまでとんでご鑑賞ください。
デザイナーですが、詩人・作家でもあり、いろいろな分野で活動したひとで、「モダンデザインの父」と呼ばれているそうです。
フランク・ロイド・ライトについて
モリス以外のアーツ・アンド・クラフツ運動に関わったひとたちも大勢いて、建築家も何人かいたのですが、この運動はアメリカにも伝わり、シカゴのアーツ・アンド・クラフツ協会創立メンバーのひとりがフランク・ロイド・ライトでした。
フランク・ロイド・ライトは「近代建築の三大巨匠」と呼ばれています。
建築物そのものだけではなく、内装やステンドグラスも手掛けています。
ルピシアの「いちご泥棒」
そして行ってびっくり、ルピシアとのコラボ商品がありました。
その名も「Blend of Strawberry Thief」です。
ラベルがいちご泥棒のイラストです。
ルピシア 5692 Blend of Strawberry Thief
ルピシアによる紹介文は以下の通り。
「いちご泥棒」をイメージして甘酸っぱいフルーツの香りを紅茶にまとわせました。ニルギリやダージリンをブレンドし、鮮やかな花びらをトッピング。
私の好きなニルギリが入っている!すっきりした後味かな?と思いましたが、どちらかと言うとダージリンが多いのかもしれません。
ストロベリーリーフ、ローズレッド、オレンジフラワー、ピンクペッパー、香料が入っていて、本当に甘酸っぱい香りです。
甘いより酸っぱいがちょっと勝っているかもしれません。
ただ、高かったです。
モリスの絵が高いのでしょうか。50g入りで1700円です。
でもせっかく見に来たしな、と限定ものに弱い私は買ってしまったのでした。
私のおすすめの、ルピシア地域限定茶についての記事はこちらです↓
新居浜市美術館の「アーツ・アンド・クラフツとデザイン〜ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」は6/30が最後
新居浜市美術館での展示は、2024年4月27日から6月30日までになっています。
一般が1000円・65歳以上が800円・大学生以下は無料なので、お子さんと一緒で見に行ってみては?
時間は9時半から17時で、16時半までの入場になっています。
展示を見た人は、駐車場が3時間まで無料なので、あかがねミュージアム内のカフェでひとやすみもいいですよ♪
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