夕飯のメニューを考えるのが面倒で、私はよく家族に何が食べたいか聞きますが、たいていは「なんでもいいよ」で、たまに答えが返ってくると、作り方がわからないものが上がったりします。
今回は夫が言った「銀杏ご飯」です。売り場にあった殻付きを見て。
ぎんなん、私は好きですよ。茶碗蒸しに入っていなかったりするとがっかりします。でも、殻付き銀杏なんて扱ったことはありませんでした。確かテレビで、封筒を使ってレンジするのを見たような?
そう思って検索したらありました。紙封筒に銀杏を殻ごと入れて電子レンジで1分から1分半、ポンッと3回くらい音がしたらいいそうだけど、加熱ムラがあるとのこと。結局私は、キッチンバサミの手元側のギザギザの部分に殻をはさんで割れ目を入れて、鉄製の鍋で乾煎りする、という方法を試すことに。
でもこの殻に割れ目、というのが難しい(^^;
ハサミの加減がわからず最初は勢い余って中の身をつぶしてしまいました。それに注意してゆっくりやると、きれいに割れずにギザギザに重なる穴ができておしまい。そのうちなんだか臭いにおいがしてきて、そして面倒になってきた私はレンジでの下処理に変更!
紙袋に入れて口を折って、なるべく中の銀杏が重ならないように平らにしてレンジで1分。おお、いい音が鳴りました。あけるとおいしそうな匂い。でも、全部に割れ目が入ったわけではなく、半分くらいはそのまま。
とりあえずしばらく冷まして、割れ目の付いたものをキッチンバサミで切り開いていったのですが、こんどは薄皮が剥きにくい!かなりてこずり、薄皮は食べても大丈夫とあったので、少しはいいかと完全に剥けなくてもよしとしました。
殻が割れなかった残りの半分は、悩みましたが再加熱しました。封筒に戻してさらに40秒。そうしたらまたいい音がして、あけてみるとやっぱりまだ割れていないものも。
でも、こんどは薄皮も剥きやすく、殻も割りやすくなっていました。さっきは加熱が足りなかったのかもしれません。
そしてお米3合にお酒大さじ2と醤油大さじ1、塩小さじ1/3を加えて3合分の水加減に。参考にしたレシピには、昆布1枚も書いてありましたが、なかったので試しに粉末アゴ出汁を入れました。剥いた銀杏を上に並べたら炊飯器で炊きます。
出来上がったのがこちら。
わりとおいしかったです。
娘は銀杏のほろ苦さと食感が苦手のようでしたが、息子は気に入ったようで、リクエストした夫もおいしかったようなので、翌日のお弁当にも入れました。
おいしかったけど面倒くさい(^^;
おいしいものを食べるには、手間をかける必要があるってことですかね。
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